今回のご依頼は磐田市のお客様より、ヒンジが壊れて、画面が開けないトラブルのパソコン修理・サポート事例をご紹介いたします。
DELL製ノートパソコン【DELL Inspiron 3511】の症状・ご相談内容
ヒンジが壊れた
画面が開けない
画面が開けない原因
- ヒンジ破損
ヒンジとは、ノートパソコンの本体側(ボトムケース)と液晶画面側(トップカバー)をつなげて、液晶画面を開閉できるようにする部品のことで、長期間使用しているとヒンジを固定するねじ穴周りのプラスチックが劣化して破損してしまうがあります。
パソコンの液晶画面の開閉を行う際、ヒンジ部分に強い圧力がかかることによって、ヒンジを固定するねじ穴周りのプラスチックが破損したりヒンジの金具自体が折れてしまい、液晶画面の開け閉めができないなどのトラブルに遭ってしまいます。ヒンジが破損した状態のままパソコンを使い続けていると、液晶画面の割れ(液晶パネルの破損)・マザーボードの損傷・液晶(LCD)ケーブルの断線・Wi-Fiアンテナケーブルの断線・カメラケーブルの断線につながる恐れがありますので、ヒンジ部分に不具合が発生したときは早急に対処する必要があります。
ヒンジ破損したときに起こる症状
- 液晶画面の開け閉めができない・開け閉めしづらい
- 液晶画面が浮き上がる
- トップケースが浮き上がる
- 液晶画面のフレームが外れる・曲がる・割れる
- トップケースや液晶画面(トップカバー)が歪む
- パソコン内部から「バキバキ」と音がする
診断結果・パソコン修理内容のご紹介
ヒンジが破損して、画面が開けない状態でしたので、トップカバー交換作業をご提案させていただきました。

トップカバー交換作業を行います。
パソコンの裏蓋(ボトムケース)を取り外します。

ノートパソコンの本体側(ボトムケース)と液晶画面側(トップカバー)を取り外し、液晶パネルを取り外します。

ヒンジを固定するねじ穴周りのプラスチックが劣化して破損しています。

交換用のトップカバーに液晶パネルを取り付けます。

ヒンジ部分がねじでしっかりと固定され、液晶画面のトップケースとフレームの隙間も無くなりました。

液晶画面の開け閉めが正常にできるようになりました。
ヒンジ破損を起こさないためにできること
ヒンジ破損は、経年劣化したパソコンや海外メーカーのノートパソコンに発生しやすい傾向がありますが、日頃のパソコンの使い方に気を付けることでヒンジ破損を防ぐことができます。
具体的には、液晶画面を開くときは左右のヒンジに均等に圧力がかかるように、画面の中央とパソコン本体中央を持ちながらゆっくりと開く・強い衝撃を与えない・液晶画面の開け閉めを必要最小限にするなどが挙げられます。ノートパソコンのヒンジは、液晶画面の開け閉めによって強い圧力がかかり、ヒンジ部分のプラスチックの劣化によって故障が多い箇所になりますが、ヒンジ破損が発生した状態のままパソコンを使い続けていると、症状がどんどんと悪化して思わぬアクシデントやトラブルを招く恐れもありますので、不具合を確認したときには早急に対処する必要があります。
今回は、ヒンジが壊れて、画面が開けないトラブル解決事例をご紹介させていただきました。
トップカバー交換作業により、ヒンジの不具合を改善して、液晶画面の開け閉めが正常にできるようになります。
ヒンジが壊れて、画面が開けなくてお困りのときや、パソコンの液晶画面が割れたなどのパソコントラブルでお困りのときは、パソコン修理専門店のエルコンシェルにご相談ください。
エルコンシェルでは、浜松市を中心に磐田市・袋井市・周智郡森町・掛川市・菊川市・御前崎市・湖西市の静岡県西部で、持込・出張のパソコン修理・サポートに対応しています。パソコン修理・サポート実績30,000件以上の技術力による最短修理と、即日対応と駆けつけスピード最短15分の対応力で、パソコンやインターネットのどんなトラブルでも即解決いたします!
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