今回のご依頼は浜松市のお客様より、ハードディスク(HDD)の空き容量が少ないトラブルのパソコン修理・サポート事例をご紹介いたします。
ハードディスク(HDD)の空き容量が少なく、パソコンの動作が遅くなってストレスを感じているとのご相談でした。
パソコンのすべてのデータを保存するハードディスク(HDD)の空き容量が非常に少なく、パソコンの動作が遅くなっている状態です。
ハードディスク(HDD)の空き容量が少なくなると、ハードディスク(HDD)の処理速度が低下しパソコンの動作が遅くなったり、データの保存やWindows Updateができなくなってしまい、空き容量が完全になくなると、パソコンが起動しなくなる可能性もありますので注意が必要です。
ディスク容量の確認方法(Windows10)はこちらをご覧ください。
ハードディスク(HDD)の空き容量不足とパソコンの動作が遅くなっている状態でしたので、今回はパーティション調整とSSDの換装作業をご提案させていただきました。
SSDとは、ハードディスク(HDD)よりもデータの読み書きが高速なデータを記憶する部品です。お使いのパソコンに内蔵のハードディスク(HDD)をSSDに交換することで、パソコンの動作が超高速になります。
SSDの換装作業を行っていきます。
今回のSSD換装に使用するのは、KIOXIA(キオクシア)製SATA 960GBのSSDです。KIOXIAのSSDは、品質や信頼性が高くパフォーマンスも良いので、おすすめの国産SSDです。
SSD換装の前に、ハードディスク(HDD)からSSDへのディスクのクローン作業を行います。
ディスククローンとは、ハードディスク(HDD)やSSDといった記憶装置上のOS・アプリケーションソフト・保存したデータなどのすべてのデータを、別の記憶装置に丸ごと複製する作業のことです。記憶装置の経年劣化や不具合などで交換が必要なときに、ディスククローンを行うことで、今までのご利用環境のままパソコンを使用できるメリットがあります。
ディスクのクローン作成方法はこちらをご覧ください。
クローン作業の完了後、SATAコネクタにSSDを取り付けます。
SATAとは、「Serial ATA(シリアルATA)」の略称で、パソコンとハードディスク(HDD)・SSD・DVD/Blu-rayドライブなどの周辺機器の間でデータ転送をするための接続規格です。旧規格のIDEに比べて、高速のデータ転送を実現しています。
パーティションのサイズを変更します。
ハードディスク(HDD)が、CドライブとDドライブ2つのパーティションに分かれています。
パーティションとは、ハードディスク(HDD)やSSDの保存領域のことです。1台のハードディスク(HDD)やSSDを、複数の保存領域に分けて使うことができます。
Dドライブのパーティションを削除します。
削除したディスク領域を、Cドライブに結合します。
Dドライブのパーティションが、Cドライブに結合されました。
SSDの空き容量が大幅に増え、パソコンの操作もストレスなく使えるようになりました。
ハードディスク(HDD)やSSDの空き容量が少なくなった場合、パーティションのサイズを変更することによって、ディスクの空き容量を増やすことができます。
パーティションのサイズを変更する場合は、間違ったパーティションを削除してしまうと、そのパーティションに保存されているデータが消えてしまうので操作には注意が必要です。パーティションのサイズ変更などでも空き容量を増やすことができない場合は、容量の大きいハードディスク(HDD)やSSDの換装作業をおすすめいたします。
今回は、ハードディスク(HDD)の空き容量が少ないトラブル解決事例をご紹介させていただきました。
パーティション調整とSSD換装作業により、ハードディスク(HDD)の空き容量不足の解消や、パソコンの動作が超高速になるメリットがあります。
ハードディスク(HDD)の空き容量が少なくてお困りのときや、パソコンの動作が遅いなどのパソコントラブルでお困りのときは、パソコン修理専門店のエルコンシェルにご相談ください。
エルコンシェルでは、浜松市を中心に磐田市・袋井市・周智郡森町・掛川市・菊川市・御前崎市・湖西市の静岡県西部で、持込・出張のパソコン修理・サポートに対応しています。パソコン修理・サポート実績30,000件以上の技術力による最短修理と、即日対応と駆けつけスピード最短15分の対応力で、パソコンやインターネットのどんなトラブルでも即解決いたします!
お気軽にお問い合わせください。
0120-776-023
営業時間 9:00-21:00
(年中無休・土日祝もOK)